AMC Bridge社長インタビュー記事

以下は、engineering.comサイトの記事“Take a Walk Over the AMC Bridge to Develop Engineering Software Applications and Solutions”の日本語翻訳です。

https://www.engineering.com/DesignSoftware/DesignSoftwareArticles/ArticleID/12074/Take-a-Walk-Over-the-AMC-Bridge-to-Develop-Engineering-SoftwareApplications-and-Solutions.aspx

主要なCADメーカー、およびOnshapeのような革新的なCADのスタートアップ会社は、既にAMC Bridgeのクライアントであると言えます。実際、AMC Bridgeは過去16年間、世界中のCADCAECAMBIMBuilding Information Modeling)、PDMPLM企業向けの革新的なソリューションを開発してきました。

私(engineering.comの記者)は、AMC Bridge社の社長Igor Tsinmanから、同社のCAD業界全体への貢献について話を聞きました。

 

Tsinmanは、エンジニアリングソフトウェアおよびソリューションのベンダー各社に対して、その開発業務を支えてきました。 そして同社は設立以来16年間で大きな成長を遂げました。

米国に本社があるAMC Bridge社は、ウクライナの開発センターに400人以上のITプロフェッショナルを雇用しています。 Tsinmanには、業務を運営するための緊密な3人のパートナーがいます。 会計、税金、法律、契約など、技術面以外を担当するCEOCFOMichael Ludensky氏がいます。 また、Vadym SynakhCOO)はオフショア事業を運営し、事業開発の努力を支援しています。事業提携やパートナーシップの開拓を担当する執行副社長のBoris Shoovは、同社の市場拡大を指揮し、全社の戦略イニシアチブに重点を置いて活動しています。

AMC Bridgeはボストンに本社があります。 ウクライナの開発センターがある地域は、技術的な才能の宝庫です。 現在、世界のIT業界にいる約4,500万人の人口のうち、10万人以上がこの地域にいます。 この国では毎年約16,000人の卒業生が情報技術の学位を取得しています。エンジニアリング学位全体としてはずっと多くなります。 ウクライナが担うアウトソーシングサービスは年間30%増えています。AMC Bridgeのメインの開発センターがあるDnipropetrovsk(ドニプロペトロフスク)市は、旧ソ連の大陸間ミサイル生産の本拠地でした。

Tsinmanは、ウクライナの大学院修了後、エンジニアリングソフトウェアビジネスを開始しました。その5年後に米国に移り、1992年からソフトウェアエンジニアとしてParametric Technology CorporationPTC)で働きました。その後、米国の複数のソフトウェア企業(Torrent SystemsTRUE SoftwareIDD Information ServicesNPC Freight Servicesを含む)でエンジニアリングリーダーを務めました。

Tsinmanは、分散処理プロジェクトの管理、複雑な設計やアーキテクチャの実装などの多くの経験を生かして、社内のビジネス面とテクニカル面の連携ワークフローを合理化することにも注力しています。 ウクライナで5年、米国で20年以上の経験を持つTsinmanは、AMC Bridgeの最初の顧客獲得に成功しました。

Tsnmanは、Dnipropetrovsk 大学から物理学の修士号を取得したほか、分散システムアーキテクチャに関する米国特許を持ち、ソフトウェア開発と高度なシミュレーションシステムに関するいくつかの論文を発表しています。 長年の経験を経て、Tsinmanはオフショアソフトウェア開発のエキスパートとなり、MIT $ 100KMassChallengeBoston Product Managers Association3D Insiders ‘Summitで効果的なアウトソーシングに関するプレゼンテーションを行いました。

また、Boris ShoovPTCのソフトウェアエンジニアとして仕事を始め(Creoの開発に参加)、Dassault Systèmes SOLIDWORKSでは種々のポジションで18年間貢献しました。 ソフトウェアに携わる前は、Shoovはメカトロニクス機器の自動組立ラインの製造を設計し支援した機械技術者でした。 モスクワ大学の石油およびガス部門で機械工学の学士号と修士号を取得した後、ソフトウェアおよび機械工学の両方で国内外の特許を取得しています。

TsinmanShoovは、主にクライアントとの関係構築と維持、営業リード獲得と提案に重点を置いて活動しています。

Tsinmanとその仲間が、最も要求の厳しいCAD / CAM、エンジニアリング、およびPLMアプリケーションでの世界最高レベルの技術チームを築き、リードしていることは、上記の経験を見れば驚くに値しません。 彼はアメリカのビジネスの方法に非常に精通しており、関連する技術について幅広い知識を持っているため、グローバルなクライアントとのやりとりを、要件を明確にして進めることができます。

また、Tsinmanは有望な新興企業を、確立された技術リーダーシップを持つ会社と結びつけることによって、彼らのソフトウェア関連のアイデアを商用製品として実現できるように支援しています。

AMC Bridgeは、エンジニアリングソフトウェア開発のグローバルベンダーとして認識され、実際、多くのプロジェクトを完遂しています。 CADCAECAMから3Dプリンティングまで、AMC Bridgeは種々業界プラットフォームのAPIを使用してクライアント向けのカスタムソリューションを構築します。熟練したプログラマーが、幾何拘束ソルバー、3Dビジュアライゼーション、モデリングカーネルを使用しています。以下にいくつかの例を記します:

エンジニアリングアプリケーション:

AMC Bridgeは、ダッソー・システムズのSOLIDWORKS2001年以来)およびAutodeskなどのクライアントがエンジニアリング・アプリケーション開発することに貢献しました。 これらには、3Dスキャンされたポイントクラウドデータからのオブジェクト認識と抽出、および自動コスト見積もりなど、クラウドプラットフォームとソフトウェアの活用も含まれます。 IMAGINiTへもポイントクラウド処理アプリケーションの開発を支援し、マルチスレッド処理やアルゴリズム開発、オブジェクト認識にも取り組みました。

コンテンツおよびプロセス管理:

AMC Bridgeによるソリューションは、オンプレミスおよびクラウドでのPDMERPCRMBPM、コンテンツおよびプロセス管理など、幅広くカバーしています。


一例として、AMC Bridgeは、ある企業が公的資金プロジェクトに入札するためのオンラインシステムを構築しました。クラウドアプリケーション、例えばドキュメント管理、ワークフロー、エンジニアリングデータと作図処理ソフトウェアを開発しました。

もう1つの例として、Aras社向けのセキュアなソーシャルコラボレーションおよびビジュアライゼーションツールを、Tech Soft 3D社のソフトウェアも使用しながら開発しました。Aras社のOffice ConnectorEPLMEnterprise PLM)などのアプリケーションの開発も支援しました。

製造プロセス:

AMC Bridgeは製造プロセス向けソフトウェア開発でも成功を収めています。 試作から関連資料作成までのフローを改善し、クライアントの効率性と収益性の向上に貢献しました。過去16年に渡り、AMC Bridgeは、種々業界、種々企業規模の製造部門と協力して、カスタムソフトウェアソリューションを提案し開発してきました。

彼らの経験には、製品設計、コスト見積もり、製品データ管理、調達、シミュレーション、生産、計測、製品品質保証、PLMなど、幅広い分野が含まれます。 たとえば、AMC BridgeCloudDDM向けに、「小売店アプリ」、3Dプリンティングおよび幾何形状分析を組み合わせたクラウドアプリケーションの開発を支援しました。

建築、建造エンジニアリング:

AMC Bridgeは、建築、建造エンジニアリング(AEC)セクターにおいて、BIM、プラントおよび土木工事のためのソリューションを促進、構築した経験を有しています。 たとえばFlux社は、Autodesk RevitSketchUpRhinoなどの主要なオーサリングツールとの連携で構成される“これからの建築デザイン“のためのアプリケーション開発を、AMC Bridgeと共に行いました。 また、Flux社が環境要因、エネルギー配慮、都市計画なども考慮したルールベース・ジェネレーティブデザインツールを開発する際に、AMC BridgeDynamoGrasshopperも含めたソリューション開発に貢献しました。

AMC Bridgeは、Vela Systemsが高度なバックエンドレポート機能を備えたオンサイト検査用のモバイルプラットフォームを構築するのを支援しました。 Vela Systemsは後にAutodeskによって買収され、BIM360の基盤となりました。

QA自動化ツール:

AMC Bridgeが開発した品質保証(QA)自動化ツールは、モバイル、デスクトップ、およびWebアプリケーションのテストに高い生産性で貢献しています。

経験豊富な機械技術者とAECの専門家によって運営されていることにより、AMC Bridgeは既存および潜在顧客に幅広いQAサービスを提供することができます。

コンテンツ作成:

AMC Bridgeの業務全体から見ると小さな割合ですが、エンジニアリングコンテンツサービス、即ち3Dモデルや2D図面の作成および変更サービスも行っています。また、サーフェスモデリング、製図、構造解析、機構シミュレーションのサービスも提供しています。

以上の様に、業界のベテランであるIgor Tsinmanとそのパートナー、そしてウクライナの若く優秀な多くの技術者によって、AMC Bridgeは爆発的な成長を遂げようとしています。